確か私が初めて初音ミクのライブに行ったのはこの年の 4 月末だったと思うのですが、気づいたらミクさんに会いにマニラと台北に行くことになりました。なんで?
MIKU EXPO 2025 ASIA Manila
元々マニラに行くつもりは無く、もっと近場のソウルなどに行くつもりだったのだが、初の海外チケット叩きだったのもあり、パスポート番号がわからない、クレジットカードの決済が通らないなどして、ことごとく失敗。結局席が取れたのはジャカルタとマニラ、追加公演の台北の3つとなった。ジャンル問わず海外公演のチケットを見るのは初めてだったのだが、日本国内の公演と比べて海外公演のチケットが遥かに高かったことにびっくりした。席が変わるごとに万の桁が変わるの初めて見た。しかも、フィリピンの旅行に関して調べるとセブ島に関する説明が多めで、比較するとマニラは少ない。しかも幸先が悪いことに当時はマニラでの強盗、強盗殺人が多発しており、年末とクリスマスに向かって凶悪事件の発生件数が増える傾向があるということで、怯えながらのフィリピン渡航となった。
ライブが日曜日の夜にあったので土曜日の朝に出国して、月曜日に帰国する2泊3日のスケジュールだった。確かにマニラでやることはあまり無く、初日は博物館を雑に回った後に有名らしい港にあるレストランで晩御飯を食べた。料理の味付けがなんかすごい中華に似ていたり、少しご飯ものが欲しい、というつもりで頼んだチャーハン(小)がすごい量だったりした。
手前のエビは美味しかった。その奥に見えているのが量がおかしいチャーハン(小)
翌日は観光スポットになっている要塞や、世界遺産となっている教会などを回ったが、いかんせんフィリピンの歴史も知らなければ、熱心なキリスト教徒という訳でもないので、観光にあまり身も入らない。どちらかというとフィリピンっぽい雑然とした街並みの方が心惹かれるのだが、治安が心配で、あまり危ない道は歩けないのがもどかしいところである。晩御飯は Abe という元国家元首を思い起こさせるお店で食べたのだが、こちらは Harbor View Restaurant よりもかなり美味しかったのでおすすめです。
フィリピンっぽい雑然とした街並みと様子がおかしい電線
肝心の MIKU EXPO は、個人的には 2025 年で一番良いライブだっと思う。(2025 年のライブそれほど行ってないけれど。) 海外ライブということもあってのことなのか Blooming や マジミラに比べると有名曲がかなり多く、また全体的にアップテンポ系の曲が占める割合も多かった。年齢層も日本と比べると若手が多く、開演前から既に大盛り上がりだった。海外あるあるなのか知らないが、ライブ中にスクリーンを撮る人も同様に多かったのには閉口したが...。
個人的にライブで聞きたいと思っていたレッドランドマーカー、Satisfaction, メルト あたりを回収できたのも嬉しい。そして何よりも M@GICAL CURE! LOVE SHOT で大盛り上がり出来たのも良かった。当たり前のことだがライブで知っている曲がたくさん出てくるとめちゃめちゃ嬉しいし、今回はそれほど予習せずにライブに臨んだので、次の曲が出るたびに盛り上がれるのも良かった。初めて行ったライブやマジミラはセトリを予習したりライブの空気感についていくのに必死だったりしたので、心から楽しめる様になったのはここが初めてだったかもしれない。
台湾旅行
というわけで何故か翌週もミクさんを追っかけに台北に向かった。とは言っても 9 日目も台湾にいたため、MIKU EXPO が楽しみの一つの台湾旅行といった形。結局台湾を北から南に縦断する形となった。治安に不安が残るマニラと違って、台湾は非常に治安が良く、しかも何故か日本語がかなりの確率で通じる。その上ご飯は何を食べても掛け値なしに美味しい。特に旅行プランを詰めずに 9 日間もいたために後半グダってしまったが、それを除けば大満足な旅行だった。全部書こうとすると結構長くなってしまうのでダイジェスト的にまとめる。
- 初日は午後に出国して台湾には午後 5 時ぐらいに着いたと思う。そのまま宿にチェックインして晩御飯に火鍋を食べに行った。この時点で既においしい。その後タピオカドリンクを飲みに行った後、宿まで歩いて帰った。日本だともう夜は肌寒い気温だったのだが、台湾では半袖で丁度良かったので非常に快適だった。夜に街歩き出来るのは本当に良い。
めちゃくちゃ良い標語
- 2 日目は午前に故宮博物院に向かった。チェコに行ってるとかなんとかで名物の白菜を見ることは出来なかったが、角煮を見ることは出来た。同行者のお目当てだった多層象牙球も見る事が出来たが、個人的にはこちらの方が芸があって白菜や角煮よりすごいと思う。その後は少し街歩きをしてから台北101 へ。こういうタワー系に登る度に思うのだが、多分タワーは実際に登るより外から見た方が綺麗だと思う。登るとお金かかるし。
台北101
- 3 日目。金門島へ。地図を見てびっくりしたがめちゃくちゃ大陸に近い。台湾有事の際には最前線になるとニュースでは言われてるが、恐らく事が起こる前にここは落ちると思う。空港に着いてタクシーを捕まえようとするも言葉が通じないせいか全く捕まらず、なんならタクシーの方から逃げる有様。他の国だったら向こうから蠅のようにたかってくるのに...。何とか宿まで連れて行ってくれる優しいおじさんを見つけ交渉したところ 1 日チャーターさせてくれることに。軍事史跡ばっかり回る様お願いしたらミリオタと勘違いされたのか、向こうもノリノリで色々な軍事関連の場所に連れて行ってくれた。本当にありがたい。ようやくボリューム満点な一日を終えたと思ったら今度は宿の主人に酒を勧められ、アルハラされた。
トーチカみたいなところから覗くとすぐ対岸に厦門のビル群が見える。
- 4 日目。台北に戻り、同行者の一人は帰国。お昼ごろに台北に戻ってきた後、電車に乗って九份へ。金門島では全く見なかった日本人観光客が沢山いた、というか観光客が死ぬほどいた。名物の芋餅みたいなスイーツを食べて撤退。台北に戻ってから食べた晩御飯の小籠包が美味しかった。
九份名物の赤い提灯 夕闇にとける提灯が映える
- 5 日目。この辺りで飽きを感じ始める。台湾総統府に行ったあと中正紀念堂というお決まりの台北をした。夜は MIKU EXPO TAIPEI に向かった。ところどころミクさんが中国語で挨拶をしていたと思うのだが、聞き取れず残念。VIP 争奪戦に敗北した結果として 2 階席になったため起立禁止。逆に新鮮だった。あんまり期待していなかったがセトリ違いを引くことが出来て、劣等上等も回収できたので満足。
まさか自分が初音ミクを追って台北まで行くとは思っていなかった
- 6 日目。ついに同行者が普通の旅行に飽き始めたため、なんとレンタカーを借りて台北から行ける灯台、基隆燈塔と三貂角燈塔を回ることに。右側通行は初めてだったので緊張したが、運転していると案外数時間ですぐ慣れる。問題は台北市内のオートバイの多さ。常に脇をオートバイがすり抜けていくので一瞬も気が離せない。初海外の運転で、台北で運転するのは普通におすすめできません。日本にある灯台と違って台湾には登れる灯台は無いらしい。残念。夜は高鉄に乗って台中へ。高鉄の車体のデザインはもちろん内部の座席も案内板もあまりに東海道新幹線に似ていて驚いた。とても快適でした。
しかし何故私は台湾に来てまで灯台巡りをしているのでしょうか
- 7 日目。午前台中駅の周辺をうろついて観光した後、高鉄に乗って一路高雄へ。日中は有名な美麗島駅や、高雄の港の周辺、フェリーに乗って渡れる小さな島、旗津を観光していた。旗津にも旗後灯塔という灯台があるためもちろん訪問。高雄は台北ほどでは無いにしてもかなり発達している街で、古い町並みが残っている場所や、近代的な建物など様々な表情が楽しめ、そして高捷少女という謎の萌えキャラが時々地下鉄の駅にいる。同行者はこの高捷少女に首ったけだった。日本にいた時からファンだったらしい。しかし今では謎の猫のゆるキャラにマスコットの座を取って代わられてしまい、あまり看板なども残っていない。萌えキャラはいつだって肩身が狭い。
美麗島駅、午後 3 時になると謎の投影ショーが始まる。
- 8 日目。この日もレンタカーを借りて一路台湾最南端、鵝鑾鼻(がらんび)へ。すぐに着くだろうと思ったが片道 3 時間ぐらいかかりかなり遠かった。お目当ては最南端もあるがもちろん灯台へ。その名も鵝鑾鼻灯台。まさか自分が台湾旅行中に 4 つも灯台を訪問するとは思っていなかった。鵝鑾鼻の周辺は墾丁国家公園という国家公園になっており、灯台以外にも見どころが多くビーチもあるので観光客で賑わうらしい。夏にも訪問してみたい。灯台の中には日本統治時代の資料も残っており、その時のポストカードも残っていた。旅行中に見た灯台の中だと一番かっこいい灯台だった。今気づいたけど、そういえば台湾のどの灯台も風向計が頭についていて、そこが台湾の特徴な気がする。
鵝鑾鼻灯台
台北だけでなく金門島、台中、高雄など様々な都市に行けてかなり大満足だった。時間の都合上行けなかったが、次行くときには阿里山とか日月潭とか行ってみたい。
曲
流石にこれ