江戸川花火大会
いつから行き始めたかもう忘れてしまったが、恒例の江戸川花火大会に行った。 2024 年は 8 月末付近にやっていた一方で、今年は 8 月頭に行われたのだが、どうやら例年 8 月上旬に開催している方が普通で、2024 年は花火師の方がパリ五輪で審判をやっていたかららしい。そんなこともあるんだ。
本当は 2024 年も江戸川花火大会には行く予定があって、何なら友人と一緒に有料席を買ってまでいたのに自分が骨折したせいで行けなかったので、今年が初の有料席花火大会観覧となったがかなり良かった。ライブや声優イベントのチケット価格で相場観をぶっ壊された、という感じは否めないが、1 回 5000 円というのはそれほど高額でもないし、元々ブルーシートが用意されているので、早く行くなどして予め席取りをする必要が無いのも良い。そして何より自分の目の前で上がるので花火の迫力が一般席のそれとは全く違う。なんなら花火の火薬の匂いが感じられるほどだった。なんか協賛をするとプラス数百円で有料席が得られるだけでなく、何かに自分の名前を載せられるということで来年は絶対協賛しような、という話になった。

マジで近い
初音ミク マジカルミライ 2025 東京
Blooming に引き続いてマジミラにも行った。マジミラは本当に倍率が異常で、2024 年も 2025 年も全公演の全抽選を全て応募していたにも関わらず全て外れるという有様。たまたま東京公演を当てていてくれていた友人には感謝である。
ライブの感想はもうインターネット上に溢れているのでここでは詳しくは書かないが、個人的には黙ってロックをやれって言ってんの!が良かった。CD で聞いた時にはこんなネタ曲をやることもあるんだ~ぐらいの感じだったが、曲前に寸劇を挟んでからの演出が歌詞を際立たせていて、ただ単に曲を流すだけではないライブならではの良さを感じることが出来た。
ただ大きな会場特有のデメリットもあり、 Blooming のような比較的小規模なイベントと比べた時に演者というかステージとの距離が遠くなってしまうのは少し残念である。後で友人の家で Blue-ray ディスクの過去のイベントを見た時に思ったが、恐らくメインスクリーンの映像の質はマジミラの方が断然良く、かなり実在性を感じられる。しかし、いかんせんライブの最中は人でほとんどメインスクリーンが見えないのでメインをカメラで映しているサブスクリーンを見る事になり、折角のスクリーンの良さを感じられない。その点ライブの箱の小ささ故にどこにいてもメインスクリーンに集中出来る小さめの箱の方が個人的には好きだなと思った。まぁマジミラでも目の前やもっと近くに座ることが出来ればまた感想は違ったものになるとは思うが、こればっかりは仕方無い。そもそもチケットの確保すら難しい状況なので。

企画展に展示されていたミクさんの等身大立像
入道埼灯台
第何弾か忘れたが登れる灯台回収旅として残っていた入道埼灯台にスタンプを回収しに行った。付近で周れる場所もそんなに多くないし、偶々行く予定の週末が大曲の花火大会と重なってしまい、秋田に泊まれるホテルが存在しなかったということもあり、日帰りで行く...はずだった。
八郎潟干拓地にある日本一低い山である高さ 3.776 m, 標高 0 m の大潟富士に行った直後、事件は起こった。運転手が博物館で展示されていたような八郎潟干拓地の堤防を見に行きたいと言い出し車を走らせていたのだが、周辺に着いても中々見つからない。狭めの一本道で後ろから車が来ていたこともあって脇に車を寄せたところ、なんと側溝にハマってしまった。助手席で何が起こったのかわからず焦る自分とは対照的に運転手と後部座席に座っていた友人が爆笑し始めたのが対照的で滑稽だった。真夏で植物が生い茂っていたのが災いしたのか助手席側に座っていた自分ですらそもそも側溝の存在にすら気付かなかったので事故はそこそこ致し方ない点があったのだが、レンタカー屋に手渡されていた書類に書かれた保険屋と、実際にレンタカー屋が契約していた保険会社が別の会社だったことが災いし、レッカーが来たのが予定よりもかなり遅れてしまったため、その日はもう帰るしかないという状況になってしまった。しかし、新幹線ですら片道 4 時間はかかる程には秋田はとても遠い。再度日程調整して秋田に行くというのも面倒だっ たのと、たまたまキャンセルが出たのか駅前のビジネスホテルに 3 人泊まれる部屋があったので、そのまま秋田に宿泊して翌日に灯台に向かうことになった。迅速に事故対応してくれた友人には感謝しています。まぁそもそも事故を起こさなきゃいいんですけど...。
ひとまず翌日は朝一番で灯台に向かった。曇っていた前日とは打って変わってとてもいい天気だった。自分は行ってないが友人が昔卒業旅行で行ったとかなんとかで、すごい懐かしがっていた。あれからもう 10 年弱立とうとしているのが本当に信じられない。異常独身男性は関わる人間が少ない分だけ精神的な成長が遅く、自身の変化に比して時の流れがより速く感じられるのかもしれない。当時はまだ 3 月とかで、東北の灯台は冬期は閉まってしまうので登れなかったらしい。何かを思い出す一因になれたなら何よりです。

めちゃめちゃ天気が良く、眺めも最高だった。
その後はなまはげ館、寒風山回転展望台と回った。寒風山展望台は超簡単に説明すると少し上側が出っ張った太めの円筒の様な見た目をしている。中心の円筒状の上側にさらに大きい半径の円筒状の展望台部分がついていて、その展望台部分が円筒の周辺をグルグル回るものとなっている。どうやって回しているのだろうと思ったが、元々は戦艦の砲塔に使われていた技術を応用したらしい。寒風山からは男鹿半島と八郎潟干拓地が一望でき、事故を起こしてまで見に行った堤防もここからはっきりと確認することができた。つまり事故を起こしてまでその場で堤防を見に行く必要は無かったらしい。急がば周れとはこのことですね。

八郎潟調整池 & 事故現場
これで登れる灯台残すは宮古島の平安名埼灯台だけとなった。元々沖縄は昨年回収しきる予定だったのだが、旅行の 1 週間前に落雷による機器故障で公開中止になっており、それが今年の 5 月に直ったと思ったらまたもや 7 月に落雷による故障で公開中止になっていて、長らく回収の機会を逸している。今年か来年に公開が再開されたらすぐに行くべきかもしれない。それはそれとして避雷針は立てて欲しい。そういえば、確か自分が灯台巡りを始めた頃にはそんなに有名では無かったと思うのだが、燈の守り人プロジェクトという、灯台を男性キャラクターに擬人化したコンテンツがいつの間にか有名になっていて、Twitter で灯台の名前で調べるとむしろそっちの方がたくさん出てくるようになったのは驚いた。異常独身男性がクネクネしている間にも世間は動いているのです。
Flickr
曲
1 周回って音ゲーやっていた時代に聞いていたようなクラブミュージック的な曲を聴くようになった。