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2025 年 6 月記

24 August, 2025 - Tags: diary

大阪万博

元々5月の下旬に行く予定で万博の前期券を買っていたのだが、都合が合わないままずるずると月日が経ち、購入していた前期券の期限が切れそうになっていたので慌てて6月の下旬に万博に行った。週の中ではどうやら土曜日が一番混むというのはわかっていたので土曜日に前日入りして、日曜日に万博、月曜日の朝一の新幹線で東京に帰って来てそのまま出勤というスケジュールになった。

京都にいる友人が家に泊まって行っても良いよ、と言うのでご厚意に預かってとりあえず土曜日は京都へ。普通にこの時期に京都観光をしてもまぁ面白く無さそう、というのと宇治の三室戸寺であじさい園が開園しているというのをえーあい君が教えてくれたので宇治観光に向かった。

紫陽花自体はとても綺麗で良かったのだが、まだ梅雨も明けていない6月の下旬だったのにも関わらずあり得ないぐらい暑い上に、憎たらしいぐらいの好天だったのでとても疲れた。やはり紫陽花といえば梅雨のしとしとと降る雨の中で咲く花という印象がどうしてもあり、晴れ晴れとした真夏の天気に紫陽花は似合わないな、と思った。地球温暖化が憎い。


三室戸寺あじさい園

そういえば宇治に来たのは久々だったので響けユーフォニアムに出てくる山に登ったり、平等院鳳凰堂に行ったりもした。


平等院鳳凰堂と 10 円玉
宇治

万博の日は、夢洲駅に朝8時過ぎには着いていたが、結局入場出来たのは9時半過ぎぐらいだったと思う。友人から聞いたアドバイスを参考にして、初手は大人気のアメリカ or フランス館に入ろうと決めていたのだが、慌てていたのもあって道に迷ってしまった。が、運よく30分程度でフランス館に入場することが出来てほっとした。

その後は関西で働いている別の友人と合流して海外館を中心に入れるところを色々と回っていたが、正直言うと割とよくわからないな、という印象を抱いたのを覚えている。韓国館は入って初手で謎の照明器具を使った光の演出を見させられて正直韓国全く関係無くないかと思ったし、チェコ館では、螺旋状になっている通路の壁にずっと現代アートらしき中年の全裸の絵が描かれているのを見ていた。その時は運よくチェコのアーティストによる演奏会が行われていて、それはとても良かったので謎の絵を見るくらいだったら初めからこれ聞きたかったなと思った。各国の展示は割と手が混んでいたが故なのか、その国について説明するというところから離れていて、凡夫の自分にはコンセプトが理解しづらく、むしろコモンズ館で見たアフリカ各国の展示の方がまっとうにその国の紹介がされていたと思う。

個人的な感想があるとすれば、正直何かこれがすごく見たいというものが無い限りはあまり万博はおすすめしない。日中は本当にひたすら暑く、ある程度の時間を列に並ぶことに費やすので体力の消耗が激しいし、そんな中入った展示も決してつまらなくは無いが、めちゃめちゃ感動するほどというものも無い。何というか一種のお祭りみたいなものの感じがした。まぁ自分がひたすら展示中心の海外館を回っていたのが良く無いのであって、日本館や企業のパビリオンなどもっと体験型の展示に入っていたらまた違ったのかもしれない。良かった点としては、いままであまり興味が無いと思っていた国も面白そうだな、と思えたので将来的な海外旅行の行先が増えたことだろうか。お金と時間があるならやはり現地に実際に行った方がずっと楽しい。

日中に比べると、人が少ない朝の時間帯と日が暮れてからは相当過ごしやすくて快適だったのでとりあえず朝一で入って一旦抜けてUSJに行き、日が暮れそうになってからまた再入場する、とかするのが良いのかもしれない。めっちゃ金かかるけど。


ミャクミャク様

会場で見つけた謎のアート、かわいい

その他

もっと早く月記を書いていたら話は違ったのだろうが、最早覚えていないので特に無いです。日之下あかめ先生という人の漫画が結構面白くて過去作品全部買って読みました。現在連載中の、のらくらメルヒェン、読みましょう。